
昨日まで楽なフォームの作り方をお教えしてきましたが
本当に大事なのはココからです。
私なりにお教えしたフォームは沢山のライダーの中のごく一部で
必ずしもこのフォームで乗る必要はありません。
言ってしまえば自分が一番「これだ!」と思うフォームで走れば良いのです。
正解なんてありませんし、バイクが変わったりいろんな状況でフォームも変わってきます。
ただ一つ言える事は
「そのフォームでバイクをキチンと操作できてますか?」
という事です。
出来ているなら勿論OK!ですよ
不安な人はニーグリップ!
形から入るのも悪い事ではないのですが、最初からプロレーサーのようなフォームを真似ると
一番大事なマシン操作が疎かになったりする事(方)が多いです。
ですので最初にお勧めしたい事は、どんなフォームでも
しっかりニーグリップする事 です。
「下半身でバイクと一体になる」感覚
いわゆる下半身ホールドというやつですね。
両膝でしっかりとタンクを挟み込む、踵でマシンを挟み込む。
※この時ステップを踏みこみ、膝をガソリンタンクに押し付けるとホールド感がアップします。(タンク形状による)
下半身(両足+太腿+お尻)でしっかりとバイクにしがみつく事が出来れば
上半身がフリーになりますので
●腕の力が抜きやすくなる
●アクセルやブレーキ操作が楽になる
●ブレーキ時の減速Gにも対処しやすくなる
●Fブレーキのコントロールもしやすい
●リーンイン、リーンアウトが自由自在
●伏せたり起きたりも楽ちん
●セルフステアの邪魔をしにくくなる
というメリットが待っています。
(お勧めはしませんけど両手放ししても安心感が違います)
というわけで先ずは「下半身でバイクと一体になる」感覚を覚えてほしいですね
次もニーグリップです
⇒宜しければ一度「このブログの説明書」をご覧ください。