【サーキット編】自分のライディングを成長させる方法

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自分のライディングを成長させる方法【サーキット編】です。

今回は、サーキット走行に関して書きますが、その中でも「タイムが頭打ちしている」とお悩みの方がどういう対策を打つべきかという事について考えてみます。マシンや経験値によってそのレベルは様々ですが、今回の対象者はスポーツ走行をそこそここなす方向けです。

 

タイムが頭打ちしている方が先ず考えてほしい事

誰にでも「壁」と言うものが存在しますが、その壁はあなたのチャレンジによってもたらされたものであって、それは恥じるような事ではなく誇りに思うべきことです。あなたが果敢にチャレンジしたからこそ「成長の為の壁」が訪れたのです。素晴らしい事ですよね。そしてその壁は、あなたが成長しようという意思がある限り何度も訪れます。それを乗り越える度にあなたは成長し続ける事が出来るのです。ありきたりな言葉ですが、その壁を乗り越える過程を楽しんでください。何度も壁を乗り越えるうちに、自分なりの壁の乗り越え方、「成長法則」が確立されていきます。その経験が多ければ多い程、あなたのライディングに厚みが出てきます。今は苦しく、楽しさなんて忘れてしまうくらい悩んでいるかもしれませんが、乗り越える成功体験を積み重ねる事であなたは確実に成長できますので、自分を信じて気楽に一歩引きながら練習を積み重ねてください。

 

タイムが伸び悩んだ時にやってはいけない3つの事

誰しも事が上手く運ばない時は落ち着いていられないモノです。ついイライラして人や物にあたってしまうなど余計に悪い流れを引き寄せてしまう時も有ります。バイクの場合、冷静さを忘れてしまうとそれはとんでもない事故を引き起こす事になり兼ねませんので、まずやってはいけない3つの事を考えてみます。

  1. がむしゃらに練習する
  2. 気合と根性で乗り越えようとする
  3. とりあえずパーツやセッティングを変える

初心者の方であればバイクやコースに慣れる事で解決しますが、今回はソコソコ走れる方向けですのでその辺をお忘れなく。

1、がむしゃらに練習をする

時と場合、又は人によってはこれで解決してしまう事があるのである意味厄介な話なのですが、趣味でスポーツ走行をされてある大人の方がこれをやってしまうと、主に体力面が原因で不要な事故を起こしてしまう可能性があります。「とりあえず走ればなんとかなるだろう」という考え方も否定はしませんが、バイク練習にはガソリン代、タイヤ代、走行料というお金がかかりますし、万が一ミスやトラブルで転倒事故など起こしてしまうと周りを巻き込んでしまう可能性もあります。一旦立ち止まって、「今、本当に走って解決させるべきなのか?」を冷静に考える事も必要です。

2、気合と根性で乗り越えようとする

上記と重なる部分も有りますが、怖いのは「気合が足りないからだ!」、「根性でコーナーに突っ込めば勢いでタイムが出るかもしれない」と考える事です。プロレーサーのように常にチャレンジする事がお仕事の方であれば止めはしませんが、趣味でスポーツ走行をされてある方はやってはいけません。勿論気合と根性でタイムが縮まる事も有ります。でもそのようにしてタイムが縮まったほとんどの方は、次来たときにはまた同じようにタイムが出ないと悩む事を繰り返してはいませんか?タイムが伸びる事は喜ばしい事ですが、その根拠を理解できていないと成長したという事にはならないのではないでしょうか?

3、とりあえずパーツやセッティングを変える

これは私の失敗経験からの話です。ついついタイムが出ないとこういう事をやってしまうのですが、結果タイムが伸びた事などほとんどありません。原因は自分の走り方や考え方にあるのに、バイクのせいにしたり色んな人の意見を聞きまくって自分なりに試行錯誤したつもりが、最終的に元のセッティングに戻ってしまう、なんて事は良くある話です。結局冷静さを失うというのは遠回りに繋がりますのでホント怖い事ですよね。

ちなみにこれは、あくまでもタイムが頭打ちした原因がバイクではなく自分に有る時の話です。このバイク、パーツ、タイヤでは限界だとハッキリ言えるまで練習を重ねている場合はこの限りではありませんのでお間違え無く。

 

伸び悩んでいる時に試すべきこと(ライン取りの大切さ)

では、解決策をいくつか挙げてみましょう。尚、お悩みの種類は沢山ありますので以下が全てではありませんが、冷静になれば見えてくる基本的な事をいくつか挙げてみますね。

 

  1. ライン取りは正しいのか
  2. そのライン通りにキチンと走れているのか
  3. 自分より速い人はどんな走りをしているのか
  4. バイクがトラブルを抱えていないか

 

ホント基本的な事ばかりで申し訳なさすらあるのですが、急にタイムが伸びる時と言うのは「こんな事で???」みたいなことがよく起こりますので、基礎的なテクニックも交えて解説していきたいと思います。

 

1、ライン取りは正しいのか

サーキットにはベストラインと言うものが有ります。何か特別な事が起きない限りいつ来ても同じ方向に同じ角度でしか曲がっていませんし、あなたのバイクも昨日と今日で極端に仕様が変わるという事はあまりありません。なので、正しいライン取りと言うものが理解できていればそれなりのタイムが出てしかるべきなのです。後述する3番と重なる部分が有りますが、自分より速い人のライン取りとあなたのライン取りは同じでしょうか?あなたのバイク性能を活かせるライン取り(組み立て)が出来ているでしょうか?毎回ブレーキングポイントが違う、毎回立ち上がる場所が違う、と言う方は、先ず、自分なりでも構いませんので正しいライン取りをしっかり決めて頭に入れましょう。そのラインに拘れば、速い人にはここで離される、他の人よりここは自分の方が早いなど、ヒントが沢山見つかります

 

2、そのライン通りにキチンと走れているのか

その昔、日本のレジェンドレーサー平忠彦さんの事を「電卓のような走りだ」と例えた方がいらっしゃいました(何かの雑誌で読みました)。平さんは「緻密で正確な走りの為、精密機械のようにほとんどタイムにブレが無い」という意味でこのような表現になったと記憶しておりますが、サーキットを走る上で究極はこういう事なのです。サーキットは電車のようにレールが敷かれている訳ではありませんので、ほんのわずかなズレで正しいライン通りに走れない難しさを如何に攻略するかという事が課題の一つになります。次に、ある程度ラインを外さなくなったら、コーナー手前で決まったスピードに正確に落とせているか、決まったライン通りにバイクの向きを変える事が出来ているか、決まった立ち上がりポイントに向けて正確に加速が出来ているか、というライディングスキルを一つ一つレベルアップさせていきます。コレが究極まで行きつくと平さんの様に毎周回ほとんど同じタイムで走る事が出来るようになるのです。

 

3、自分より速い人はどんな走りをしているのか

ここでは、細かいテクニックではなく2番の考え方に沿って解説します。

最近ではサーキットを走る時に ●画像の提供 ●自車にウェアラブルカメラを取り付けての走行 ●SPAやAPのスクールではカメラ車で後追いして動画で確認 ●様々な解析機器(GPS付ラップタイマーやロガー)の使用など、非常に便利で簡単に走りを確認できるようになりましたし、他にも実際に速い人と一緒に走って違いを確認したり、小高い所から他の人の走りをチェックできたりと、昔ながらの方法も取り入れながら、あらゆる角度で自身や他の方の走りを分析する事が可能になりました。

自分一人で出口の見えない悩み方をするより、文明の利器を上手に活用する事で遠回りを避けましょう

 

4、バイクがトラブルを抱えていないか

ライン取りという指標が出来、その精度が上がる事で自身のバイクにトラブルがあるのでは?という事の確認に正確性が増してきます。いつもと同じ場所で同じようにブレーキを掛けているのに止まりきれない、同じスピードで同じバンク角なのに曲がってくれない、サスペンションの動きが違う(沈み込み量が違うなど)、同じ場所で加速しているのに曲がらない加速しない等々です。タイヤやブレーキ系統、クラッチの消耗、サスペンションのオイル類の劣化、漏れなど、気温による空気圧の変化やキャブセッティング(今はインジェクションか^^;)など、変化にいち早く気付く事が出来るでしょう。

 

メリハリで走ろう(コーナースピードを上げても速くはなれない)

前回の記事でも書きましたが、サーキット走行でも公道でも、上手に走るにはメリハリが大事です。

コツは「コーナースピードを上げようとしない事」そして「加速重視で組み立てる事」です。

セッティングとかフォームとか荷重とかバンク角とか・・・やる事は沢山ありますが、キチンと曲げるにはキチンとスピードを落としてあげる事が最も重要なのです。コレが間違っていると、上記の全ての事をコーナースピード重視に振ってしまい迷路に入る方が多いのも事実です。高いスピードで曲げる為のライン取り、フォーム、サスペンション、荷重などを考えがちですが、一番簡単で効果があるのは、実はコーナースピードを落とす事です。スピードが落ちればバンク角も深くしやすくなるので結果小さくコーナーを曲がる事が出来ます。小さくコーナーで向きを変える事が出来れば、あとはバイクを起こして加速するだけです。この考え方は基本的に小排気量車でも同じです。

 

まとめ

というか、、、長くなったので一旦ここで終わります。

次回はあなた自身の悩み解消であったり、あなたが誰かに教えてあげる時など、こうしたらもっとよくなるのでは?という事を考えてみたいと思います。

長文を最後までお読み頂き有難うございました! 😀 

   
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コメント

  1. 弓道兄弟 より:

    真っ直ぐ走ってるバイクのバランスをどうやって崩すのか。

    かつ安全に。

    これを試行錯誤してます。

    練習方法などを教えて下さい。

    もうひとつ質問がありますが、
    それはまた今度。

    1. 山口尚之 より:

      弓道兄弟さん、いつもコメント有難うございます!(^^)
      バイクのバランスの崩し方という事ですが、その時そのコーナーにより色々やり方が考えられますので、どのサーキットのどのコーナー等教えて頂けますと、より具体的に意見の共有が出来るかと思いますのでお時間が有る時にでもお問合せ欄から教えて頂けると幸いです。簡単にご説明するならば、まずバイクのバランスが一番取れている状態は「バイクが起きてアクセルが空いている時」となりますので、その逆の状態を自分で作り出すという事です。コーナー進入時と仮定するならばアクセルを戻して曲がりたい方向に体重を掛けるとバイクのバランスが崩れて重心が掛かった方向に倒れます。アクセルを開けながら切り返したい時であれば(少々難しくなりますが)体重移動と共に逆ハンを切る、アクセルを開け続けたいのを我慢して切り返し時に一瞬アクセルを戻す。逆ハンは少々危険を伴いますので、安全を最優先する場合はやはりアクセルを戻した方が良いです。練習のコツは(求めてある答えと違うかもしれませんが)速度を維持したまま曲がるまたは進入する事よりも、より小さく旋回するという事を意識した方が良いかもしれません。また、大排気量車などは物理的に不可能な時も有りますので本当に判断が難しくなります。SPAのタイムが52~53秒程という事でしたよね?現時点で私が思いつくいくつかの答えを書こうかとも思いましたが、現在のタイムを考えるとこの先は排気量、車種、実際の走り方を具体的に私が知っていないと的外れな答えになる可能性があり非常に説明が難しいですし、危険を伴いますので無責任な事もお勧めは出来ません。弓道兄弟さんのタイムに達してある方には出来れば直接アドバイスをさせて頂ければと思いますので一度何らかの方法でお話しする機会があればよいのですが。。。スクールやサーキットランフェスタ開催時にご来場可能であればお声がけ下さい(参加しなくても大丈夫です)。それも叶わないのであればskypeやfacebookライン電話などでお話しする事も可能ですよ。どうぞ宜しくお願い致します!

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