【オンボード動画】新型Ninja400ワンメイクレースinオートポリス

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9月2日オートポリスにて全日本ロードレース選手権rd7「九州モーターサイクルフェスタ2018 in オートポリス」が開催され、私は併催レースの新型Ninja400のワンメークエキシビジョンレースに参加してきました。

 

新型Ninja400 簡単インプレッション

細かいデータなどはメーカーHPをご参照頂くとして、私なりにインプレッションと言うか簡単な感想を思いつくまま書いてみたいと思います。購入を検討されてある方の参考になれば幸いです。

車体

とにかくコンパクト!身長164cmしかない私でも足つきの安心感は抜群です!そして何よりも軽い!同時発売された新型Ninja250と共通フレームという事で、車重はまさしく250ccクラスそのままの167kg。足つきと取り回しの軽さで、立転けとは無縁な印象です。女性ライダーにもとても扱いやすい仕様となっています。マニアックな事を言えば、エンジンがフレームの一部になるという特殊な仕様で剛性を確保しており、これにより非常にバランスのとれた安定性と軽さを実現しているという事です。

エンジン

最高出力35kW(48PS)/10,000rpm、最大トルク38N・m(3.9kgf・m)/8,000rpmの2気筒エンジンは中速域から高回転域まで非常にスムーズで力強い加速を見せてくれます。メインストレートが約900mのオートポリスですが、時速180kmを超えたあたりでリミッターが効きはじめるものの、その速度域までスムーズに加速し続けました。リミッター解除したらどこまで行くのでしょうか? 😯 

一般道を走る上ではこのスピード域を使う事はまずありませんが、それだけ余裕があるエンジンだという風にとらえて頂ければと思います。なお、低速域(低回転)でも、クラッチを繋げば中排気量車としては十分な力強さを感じられるトルクで車体を進めてくれるし、アクセルを軽く捻れば急激でもない、そして力不足でもない、初心者の方でも非常に扱いやすく、尚且つベテランライダーの方でも必要にして十分なパワーに安心感をもってライディング出来ると思います。

高速での乗り心地

フルカウル仕様の新型Ninja400は軽く伏せるだけで正面からの風の抵抗をほとんど感じる事が有りません。これなら高速道路を使ったロングツーリングでもかなり疲れを軽減してくれる事でしょう。風の巻き込みなどもほとんど無い事は、アクションカムに風切り音が入っていない事でも証明されていると思います。

ポジション

今回私が乗せて頂いたのはカワサキプラザ福岡さんの試乗車そのまま。足つきの良さは前述のとおりですが、シートからハンドルまでの距離とハンドルの高さが大変楽なポジショニングになっており、自然にリラックスできると共に、長距離乗っても疲れや腰の痛みなど感じないだろうなと言う印象でした。ステップの位置もひざに負担が掛からない絶妙な高さにあり、サーキットでコーナーを責めてもほとんどステップをする事が有りませんでした(OEMノーマルタイヤという事でバンク角もそこそこでしたが)。

サスペンション

予選では全くのスタンダード状態で走り、基本的に乗り心地については全く不満は無かったのですが(それどころか快適そのもの)、登りのコーナーでパーシャルから加速状態に移る際にアクセルを少し強めに開けた時に若干リヤサスの沈み込みを感じた為、試しに決勝前にスプリングのイニシャルを2段階強くしたのですが、結果的にタイムはほとんど変わらず、逆にトラクションを感じにくくなった為このセッティングは失敗に終わりました(トラクションをしっかり掛ける方が良く曲がる印象です)。つまりは、二人乗りでもしない限り街乗りからサーキットまで同じセッティングで乗っても全く問題ない程レベルの高い仕上がりになっているという事です。そしてハンドリングは軽快そのものです。

ブレーキ

オートポリスの1コーナーは180km超のトップスピードからわずか100m程の間に80kmまでスピードを落とすのですが、シングルのディスクブレーキ(もちろんブレーキパッドもオイルもノーマル)でも制動に全く不安が無く、フルブレーキでも調整握りでもリニアに反応しとても扱いやすかったです。動画を見て頂ければわかるとおり、これだけのハードブレーキングでも車体が横振れしたりすることは一度も有りませんでした。またハードブレーキの掛け始めでも上下の振れ(フロントサスペンションの沈み込みのショック)がほとんど気にならない事がお判り頂けるかと思います。これってすごい事なんですよ。

外観

とにかくカッコイイですね。特に顔が良いでしょ?(笑) 今回から採用されたニューカラーはマグネティックなんちゃら(^^;ゴメンナサイ)という磁石を使った特殊な塗装技術を採用し、これまでにない浮き出てくるようなカラーリングになっています。

 出典:カワサキモータースジャパン

 

オンボードカメラの映像(モトブログデビュー?)

というわけで、この後は動画でお楽しみ下さい!

この日初めて乗ったバイクだからギア使いがイマイチなのですが、雰囲気や迫力をお楽しみ頂ければと思います。カワサキのレジェンドライダー柳川明選手も登場します(一瞬で見えなくなりますが^^;)。上にも書いている通り、私が載っているバイクはカワサキプラザ福岡さんで試乗する事ができますよ 😀 

 

ジョナサン・レイ選手が先導してくれました!

今回の「九州モーターサイクルフェスタ2018 in オートポリス」では、新型 Ninja ZX-10RR(2019年モデル)のお披露目が有り、プロモーションで来場されてあったワールドスーパーバイク3年連続チャンピオン、ジョナサン・レイ選手がNinja400レースの予選で先導デモンストレーションを行ってくれました!私はこのために急遽アクションカムを用意し、真後ろを走らせて頂くという大変貴重な経験をさせて頂きました。

 ←レイ様&新型ZX-10RR

どなたかのユーチューブに私が写っておりましたのでコチラも載せておきます。(2分12秒辺りから、ゼッケン15番ペドロサレプリカがワタクシ)この時のオンボード映像の結末はまたの機会にご紹介しますね 😳 

 

新型 Ninja400の結論

初心者の方や女性ライダーには特におすすめです。また、男性のリターンライダーの方でも満足頂けると思いますよ! つまり

新型 Ninja400は最高です!

   

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