spa直入スクールに参加された後、ツイッターのフォローをして頂いた方がいらっしゃり
私が個人的に持込んでいたカメラにその方が映っていましたので
リモートアドバイスさせて頂きます。
初心者の方には大変参考になるかと思います。
メインのアドバイスはyoutube動画にて解説していますが、喋りが下手なので 😥
このブログで補助的な説明をさせて頂きます。
動画は20分程ありますから、お時間有る時に数回に分けてみるのがお勧めです。
カーブの進入
スクールの際には、進入のポイントに目安となるパイロンを立てています。
パイロンと実際の走行を照らし合わせながら説明していますので動画を是非ご覧ください。
解説は 4:05~
普段公道を走っている方に多いのですが、この方もコーナーの進入を奥にとってあります。
公道を走る際は、その先に何が有るかわからないので
この方の様に安全を最優先すると、
「コーナー前半で様子を見て、中盤~後半で本格的な旋回に入る」
という走り方になり、それはそれで正しい走り方です。
ただし、サーキットはそのような心配をする必要がありませんので
もっと戦略的なラインをとっても大丈夫です。
「サーキットと公道はライン取りが違う」
という事を知るだけで、タイムは勝手に伸びていきますよ。
クリッピングポイントはポイントではない
スクールの際には、クリッピングポイント付近にもパイロンを置いていますが
これはあくまでも平均的なポイントです。
大型排気量は、もっと奥にクリッピングポイントを設定すると
立ち上がりが楽になります。
サーキットは次々に大小左右のコーナーが迫ってきますので
組立ては大事ですよ。
あと、「ポイント」という言葉から、コーナーに近付く「点」と捉えている人も多いですが
実際のラインは点ではなく、クリッピング「ゾーン」というイメージになります。
もちろん、コーナーによっては「ポイント」になったり「ゾーン」になったりと様々ですので
一人で走る方は色々アレンジする事で自分なりのベストラインを見つける事が出来ると思いますよ。
大型排気量車のコツ
十分すぎる程(扱いきれないほど?)のパワーを持つ最近の大型SSマシンは
タイムを出したければそのパワーを活かすのがコツです。
ではどうやって活かすのか?
それは、アクセルを大きめに開ける時間をいかに長く取れるかです。
でも大き目に開ける為にはバイクが起きていないとタイヤが滑って転んでしまいます。
長ったらしくなるので箇条書きにしますね。
アクセルを大きめに、長めに開けるには
- バイクを早く起こす
- 早く起こすためには旋回を早目(コーナー前半)に終えておく
- 早目に旋回を終えるには小さく旋回させる
- 小さく旋回させるにはスピードを落とす
- スピードを落とすためには早目にブレーキングを始める
いかがでしょう?
コーナーを無理に頑張り過ぎなければできそうな気がしますよね?
これを「スローイン―ファーストアウト」といいます。
難しい事はひとつもありません。
いつも通り、コーナーを安全重視で走ればよいのです。
コーナリングを頑張り過ぎると、逆にタイムを落とす事になります。
コーナーでは目線が大事
以前の記事でも取上げていますので参考にしてください。
目線は「曲がりたい方向に、なおかつ遠くに向ける」
コーナーで無理をし過ぎると目線どころではなくなります。
気持ちを落ち着けて、無理せずに「目線で曲げる」と
言う気持ちでのぞめば、らく~にバイクは曲がってくれますよ。
スパ直入走り方まとめ
今回取り上げさせて頂いた方はスクール参加が2回目でした。
初心者以上のライダーでしたので、あとはサーキットの走り方を
少しずつ覚えて行けば、勝手にタイムは縮まってくると思います。
そして、サーキットで走り方を上達させれば
公道でも更に上手に、楽に走れるようになりますよ。
サーキットの敷居も低くなっていますので
走行のチャンスがあれば、楽な気持ちでチャレンジしてみてくださいね
オートポリスを走行してきました。以前と比べタイムが伸びなくなってしまいました。
https://youtu.be/nA4rTZ9hLY4
パーツは交換しておりません。
この日のベストは22秒でした。
動画の2:40あたりからの周回です。
よろしければ動画をご確認頂いて、ご指摘下さると幸いです。
よろしくお願いします。
有難うございます。少しお時間下さいね。ちなみに目標タイムをお聞かせ頂いてもよろしいでしょうか?
以前が18秒台だったので、18には戻したいです。
承知致しました!
ちょっとぉ、なんですかぁ、こんなに丁寧に解説して頂けるなんてぇ。このブログを見ている方は、なんて幸せなんだろう、って思っているのは、絶対私だけでは無い筈です。ありがとうございます。
evoさん
嬉し過ぎるコメント有難うございます!
次回サーキットに来られた際にはevoさんもいかがでしょうか?
ご遠慮なくお声掛けくださいね(^^)